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秋の特集

韓国料理

焼肉やキムチはもちろん、チャプチェにチヂミ、石焼ビビンバ…と、日本人も大好きな韓国料理。にんにくや唐辛子を使った料理が多く、これからの季節にぴったりです。
そこで今回の特集は「韓国料理」!各種レシピはもちろん、韓国料理をおいしく楽しむためにのお役立ち情報も満載です!

レシピ提供
  • 料理家 村松りん 〜RIN's KITCHEN〜
  • 齋藤 優
  • 岩井 江里日
  • レストラン『Beaux(ボウズ)』オーナーシェフ 狐塚俊一
  • ABC Cooking Studio

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ワンポイント・コラム

韓国料理の基本用語を覚えよう!

プルコギ、チヂミ、タッカルビ…まずは韓国料理を美味しくいただくためにも、料理に関する基本用語を覚えておきましょう!

プルコギ
薄切りにした牛肉や豚肉を特製のタレに漬け込んだ焼き肉。「プル」は「火」、「コギ」は「肉」の意味。
ナムル
ゆでた野菜の和え物。ほうれん草・大根・きゅうり・にんじん・大豆もやし・ぜんまいなど。
チヂミ
韓国風のお好み焼き。ねぎが入ったチヂミは「パジョン」と呼ばれます。
トック
「トッ」はうるち米で作った餅、「ク」は汁という意味。韓国のお雑煮。
トッポッギ
韓国のお餅を野菜などと一緒に甘辛く炒め煮にした料理。
ピビムパプ(ビビンバ)
ご飯の上に野菜や卵、肉などを盛り、それらを混ぜて食べる料理。
サムゲタン
鶏の腹部にもち米や高麗人参、ナツメなどを入れ長時間煮込んだスープ。
タッカルビ
鶏肉と野菜を特製の唐辛子だれで炒め煮にした料理。
コムタン
「コム」は「じっくり煮込む」、「タン」は「湯」という意味。牛肉と内臓などを煮込んだスープ。
チゲ
「チゲ」とは「鍋料理」のこと。材料の名前をつけて「キムチチゲ」「豆腐チゲ」などといいます。
フェ
生ものやお刺身のこと。韓国風の辛味だれでいただきます。なますなども含まれます。

プルコギ・ソースを作ってみよう!

プルコギ・ソースというのは、韓国料理の基本となるソースのひとつ。その名の通り、プルコギ(=焼肉)の際に用いるソースですが、その他にも材料を漬け込んだり、和えたり、さまざまな料理に応用される、韓国料理らしい味つけの素となるソースです。

あなたもオリジナルのプルコギ・ソースを作って本格的な焼肉を楽しんでみませんか? 材料および大まかな分量は以下の通りです。

プルコギ・ソースの材料
しょうゆ 大さじ4 砂糖 大さじ2
ねぎのみじん切り 大さじ2 にんにくのみじん切り 大さじ1
すりごま 大さじ2 ごま油 大さじ1
お酒 大さじ4 こしょう 少々

これらの材料をボウル等に入れて、よく混ぜ合わせれば出来上がり。このソースにお肉を30分程度漬け込み、味を染み込ませてから焼肉にしましょう。

焼肉は野菜で包んで食べよう!

韓国では、お肉を食べるときに「サンチュ」と呼ばれる生野菜で包んで食べるのが有名。サンチュにお肉をのせて、さらにキムチやにんにくなどを加え、それらを包んで食べるのです。こうやってお肉を食べるとき同時に野菜類も一緒に口にするのが韓国料理のヘルシーなところ。焼肉をいただくときは、ぜひ野菜で包んでいただきましょう。サンチュはサニーレタスによく似た野菜です。最近はスーパーでも「サンチュ」という表示で売られていることがありますが、なければサニーレタスでよいでしょう。韓国ではお肉だけではなく、お刺身もサンチュに包んで食べるそうです。

みなさまからお寄せいただいた“韓国料理”に関するお役立ち情報

  • “料理”というほどではないのですが、普通の「のり」に胡麻油を薄く塗り、塩をぱらぱらふりかけると「韓国のり風」になります。少しあぶってもおいしいですし、そののりでご飯をはさんで食べてもおいしいです。
  • 韓国料理とまではいかないけれど、お味噌汁に豆板醤を入れると、ぴりっと辛くてとってもおいしいです!
  • 長いものすったものを韓国のりではさんで揚げて、天つゆで食べるととてもおいしいです!
  • にんにく・ごま油を使うと、醤油風味でも味噌風味でも韓国風な感じが味わえます!
  • 韓国と言えばキムチ。そのままいただくこともありますが、日数が経つにつれてすっぱくなってくるのが難点。そんな時は、定番ですが豚キムチにしていただきます。ごま油でキムチをじっくり炒めると甘みが出てくるので、気になる辛さやすっぱさが薄らいでいいですよ。あと、もやしやきのこを入れても美味しいかも。
  • 自宅で韓国料理を作るときに欠かせない調味料は、「ゆずポン」と「砂糖」と「ごま油」。普通に味付けをし、最後にこの3種類をうまく組み合わせると、韓国風料理になります。
  • 市販のキムチの素でモヤシのキムチ。ゆでたモヤシと大根のツマをあえるだけの簡単レシピ。そのまま食べて良し、インスタントラーメンにトッピングしても良しのおすすめメニューです。
  • スジ肉とコンニャクを一口大に切り、コチュジャン・白味噌・砂糖・だしで、ことこと煮ます。30分たったらジャガイモを入れて更に10分煮たら出来上がりです。
  • キムチを棒状に巻き、チーズ、豚肉を巻いて天ぷら。同様にパン粉をつけてから揚げ。キムチの辛さが和らぎ子供にも大好評です。大人はソースに辛味を調節して食べています。
  • 我が家のキムチ鍋は、キムチの素+みそ+醤油+ごま油で、スープの味付けをします。市販のキムチ鍋の素はあっさり系なので、こってり系のスープが好みの方におすすめです。
  • ラー油の中ににんにく、ゴマ、赤唐辛子、コチュジャンなどをブレンドしたものを作っておきます。醤油にちょっと垂らすと美味しい韓国風タレに早代わり!
  • 質の良い唐辛子を使うことです。
  • 最近は、輸入食品店で手軽に買えるようになったトッポギやトックですが、そのまま使うとパックの匂いが料理した後も残って気になります。最初に下茹でしてから使うと気にならずにおいしくなります。
  • 韓国料理を作って、おいしく出来ても、見た目がプロっぽくないと残念です。そこで、我が家では仕上げに糸唐辛子を盛り付けます。するとお店みたいで本格的な韓国料理になります!
  • 昔から韓国では「手の味」を大事にしています。なので、ナムルなどを作る時、菜ばしで混ぜるのではなく、手で直接混ぜてみてください。同じ分量・素材を使っても、作る人によって微妙に味が違いますよ。