冬の特集
「寒ぶり」を美味しく食べる(ぶり料理)
通年お店に並んでいる鰤(ぶり)ですが、やはり寒い時期の“寒ぶり”の美味しさは格別ですね。
そこで今月の特集は『「寒ぶり」を美味しく食べる(ぶり料理)』!
ぶりを使った料理レシピはもちろん、各種お役立ち情報も満載です!!
冬の特集
通年お店に並んでいる鰤(ぶり)ですが、やはり寒い時期の“寒ぶり”の美味しさは格別ですね。
そこで今月の特集は『「寒ぶり」を美味しく食べる(ぶり料理)』!
ぶりを使った料理レシピはもちろん、各種お役立ち情報も満載です!!
ぶりは生茶でしゃぶしゃぶすることで、うまみが引き立ち、また脂が程よく落ちるので、さっぱりとおいしくいただけます。豚しゃぶよりも、よりあっさりとしたしゃぶしゃぶに。
ぶりは成長するにつれて名前が変わる出世魚。関西や北陸では年取り魚(年越しのお祝いになくてはならない魚)とされており、古くからお正月や祝事、贈答などに用いられてきました。
名前の変化を大きく分けると以下の通りです。
東日本 | 西日本 | 北陸地方 | |
---|---|---|---|
~100cm~ | ぶり | ぶり | ぶり |
~60cm~ | ワラサ | メジロ | ガンド |
~40cm~ | イナダ | ハマチ | フクラギ |
~20cm~ | ワカシ | ツバス | コズクラ |
1尾を余すところなく調理できるのもぶりの特徴です。刺身、寿司種、塩焼き、照り焼き、煮つけ、西京漬け、汁の実(雑煮の具)などに幅広く使われるほか、保存食として、わら巻ぶり、塩ぶり、干しぶり、薫製、油漬け缶詰などにも加工されます。
ぶりの美味しい時期は冬。真冬の最も美味しくなった時期のものはとくに「寒ぶり」と呼ばれます。
40cmぐらいまでの大きさの「イナダ」は夏の時期が美味しくいただけます。
全体に光沢があり体の中心を走っている黄色い線が鮮明なもの、目が黒く澄んで、尾が鋭いものを選びましょう。切身の場合は、切り口に張りがあり、血合の色があせていないものを。また、背側のものと腹側のものを見分けましょう。腹側の方がより脂が多くコクがあります。
また、天然ものは余分な脂がなく赤っぽいのが特徴。養殖ものは白っぽくテカテカしています。
ぶりのアラ(魚をおろした後に残る、アタマやカマ)を煮る場合、下ごしらえで魚の臭みやクセを取り除くことが大切です
といった手間で、いっそう美味しく仕上ります。
保存は切り身の場合密封状態にして冷蔵庫で1~2日ほど。冷凍保存(1~2週間)も可能です。
「ぶり大根」といえば和食を代表する定番の煮込み料理ですが、「ぶり+大根」という組み合わせは煮込み以外でも相性抜群です。ぜひ煮込み以外の“ぶり大根”を試してみてください!